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『HAND MAID メイ』(ハンドメイドメイ)は、2000年7月26日から同年9月27日までWOWOWノンスクランブル枠(18:30 - 19:00)で放送されたテレビアニメ。テレビ放送10話+1話(DVD&ビデオ)の全11話。
後に地上波でも、2001年2月20日から同年3月6日までサンテレビの朝枠(月曜日 - 金曜日、7:00 - 7:30)で放送された。また、2009年1月5日の深夜より、CS・CATV放送局のチャンネルNECOでも放送された。

ある日、ドラえもんのような「知能を持ったロボット」を生み出すべく下宿先で研究に励んでいた大学生・早乙女和也の元に、とある事情から美少女型メイドロボットのサイバドール・メイが送られてくる。メイはサイズこそ人間の1/6であるものの、高い知能と人間と同様の外観を持っており、住み込みメイドとして和也に尽くすことを絶対任務としていた。
一方、下宿先の大家の娘・谷かすみも和也に恋心を抱いており、メイが和也と同居することで次第に関係が深まっていくことに複雑な思いを抱くようになる。物語が進みメイが等身大サイズとなると、メイ、和也、かすみの関係は本格的な三角関係になる。また、人間とロボットの関係がどうあるべきかということが本作のテーマとされているが、和也は人間とロボットを平等に扱うことを信条としているため、この三角関係も複雑なものとなっていく。


早乙女 和也
    声 - 山口隆行
    主人公。お茶の水工業大学・電子工学部電子応用学に在籍。10月18日生まれ。
    かすみの両親が経営するアパート「かすみ荘」に下宿中の大学生。牛乳が好物。年齢相応にスケベであるが、奥手で鈍感でもある。また、ロリコン・シスコン・マザコンの気がある。しかし、根は誰にでも優しく誠実で、礼儀正しい。最終回直前でサイバドール開発者だったことが明かされる。

G-99(D)-JPS サイバドール・メイ
    声 - 山本麻里安
    メインヒロインの1人。当初は1/6サイズだが、物語の途中で等身大サイズとなる。メイド服に身を包み、住み込みメイドとして和也に尽くす一方、1人の少女として彼そのものにも惹かれていく。手のひらから家電品関係をリモコン同様にすることができ、パソコンの端末と繋げて検索が可能だが、当初の1/6サイズはスペック的に限界があり、通常でもエネルギーの消耗が激しくすぐ消耗してしまうなど常に充電コンセントを繋げていた。その後、サラに回収されてサイバーダイン社により記憶メモリは等身大サイズへ移し変えられた。等身大サイズになってからはエネルギー消耗の問題は回避されたが、1/6サイズの癖がしばらく残った。決め台詞は「メイっぱい頑張ります!」。
    サイバドールのうち、プログラム成長の変化でレトロウイルスに感染しなかった唯一の個体でもある。CBDメモリーの自由空白の空き領域メモリーにウイルスを取り込むことを提案し、そのことでサイバドール達は助かるが、逆にメイの思い出の記憶メモリーが失われて初期化されてしまう。しかし、サイバドール達や和也達による強い友情の思い出から再び記憶が甦る。

    チビメイ
        声 - 山本麻里安
        第11話に登場。1/6サイズ。容貌はメイと同様だが、オリジナルのメイが白のカチューシャ、赤いワンピース、黒いシューズという配色に対し、カチューシャ、ワンピース、シューズの配色がそれぞれ白、黒、青、黄、桃色の単一色となっており、性格もそれぞれがメイのバリエーションタイプとでも言うべきものとなっている。

谷 かすみ
    声 - 高橋美佳子
    メインヒロインの1人。お茶の水工業大学の学生。
    大家(千草)の娘で、アパートの家賃などを取り仕切っている。小麦色の肌に健康的なプロポーションが眩しいボク少女。和也に想いを寄せているが、気づいてもらえない。常にパンツが見えるミニスカ姿は、和也へのセックスアピールにもなっている。

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